焼きかき屋

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豊洲のはずれに焼いた牡蠣を食わせる小屋があるらしいという怪情報をキャッチしたしゃもじ隊は、調査のためにすかさず現地に飛んだ。豊洲と牡蠣との因果関係がサッパリわからないが、どうしても豊洲、それも新市場建設前の広大な原っぱで牡蠣を焼かねばならない引くに引けない事情があるに違いない。あい分かった。しかし我らとてしゃもじ隊。はいそうですか、と引き下がるわけにはいかないのだよヤマトの諸君。

 

いきなりのデスラー登場で一発かましたところでさぁレッツ焼き牡蠣。

 

この辺かと探索すると確かに『豊洲やきかき屋』と殴り書きされたベニヤ板を発見。この時点でぶっちゃけ店の許可をとっているのかすら恐ろしく気になってくるのだが、まぁここまで来て引き下がることもできまい。しゃもじ隊突撃だ!と飛び込んでみると小屋の中では大量の牡蠣がお出迎え。ホタテもハマグリもサザエもいます。ついでに野菜セットと称してビニール袋に玉ねぎやらピーマンやらの入れた一品やベーコンやソーセージもあります。この時点でもはや魚介ではなく己を見失っている感もあるが、まぁどうせ貝だけでお腹いっぱいになるのは結構しんどいので良いのではないかと。

 

前払いだということでチョイスします。牡蠣は12個が1セットで1600円。1個130円くらいってことか・・えらい安いなー。当然ホタテもハマグリもサザエもいっときましょう。野菜もだ。ちなみにこんな見た目の小屋だが、ちゃんとワインもボトルでスパークリング・赤・白とそれぞれ1500〜2000円位で揃えていてかなりポイント高し。ビールと白をもらいましょうか。

 

さてお会計を済ませて店員さんにこちらへ、と言われて奥へ行くと。

( ̄◇ ̄;)

テ・・テントの中にコンロとブリキのテーブルとパイプイスが置かれているという、この見事に外さない仕様。席には紙皿とトングと軍手が(笑

 

さあ焼いて焼いて焼きまくりだ。祭りだ祭りだ!当然牡蠣からだ。片面3分ずつ焼いて殻を外して後はお好みの焼き具合で、ということらしい。席には醤油とポン酢醤油が。レモンは100円です。何気にそこ有料かい!と突っ込むがレモンは必須だ。

 

正直牡蠣は生牡蠣が好きなのであまり焼いたのは食べないのだがどれどれ実食。う!うまい!レモンよりもポン酢が合うな。おっとサザエさんもブクブク言い始めたわ、醤油を垂らしておかねば。ふっふっふっ・・焼きサザエ大好きさ。あのしっぽのにゅるーんって所はあまり好きではないがあそこを食べないで残してよく母親に怒られたなぁ(遠い目

 

遅れて仕上がってきたハマグリさんはその汁が重要なアイテムだが、ハマグリは貝柱がどっちにあるのか見た目で区別できないしゃもじ隊なので、貝の口が開いたら上側に身が持って行かれてバランスを崩して大事な汁がこぼれてあわわ、その場で箸を持ったまま気絶。みたいなひと騒ぎもありつつ若干レア気味にしたハマグリさんをぱくり。んーこれだねぇ…

 

合間に野菜やらソーセージやら食しつつ牡蠣をガンガン喰らいます。殻はテーブル下にある発泡スチロールの箱に投げ捨てます。豪快です。牡蠣は試行錯誤した結果、殻を外してから醤油をかけて火を入れるのが一番美味い気がした。サザエと同じ感じでね。

 

さらにビールは缶ビールの自販機がテント内にあり勝手に買って飲んで下さいな、という自由すぎる環境。

 

かなり満喫したところでまとめだ。

 

はっきり言って冬は寒くて凍死確定。しかし春の気候の良い昼時なんかはエンタメ性もありかなり楽しい感じになるはず。ただしオシャレさは1ミリもないので気をつけよう。スタッフのおじさん達も漁師然とした不器用丸出しな感じでステキです。

 

今月でこの小屋は終わってしまうらしいので、牡蠣好きっ子はあまり色々考えずにフラフラと新豊洲に立ち寄ってみてはいかがかと思われる。美味し楽しでなかなかに満足度高し。

 

ごちそうさまでしたー

 

 

 

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集