ビストロ UOKIN ボンポテ
活動報告新橋エリア

しゃもじ隊を躍らせるもの。それは春のタケノコ。それは夏のビール。それは秋の松茸の土瓶蒸し。それは冬のおでん。オデーン!ドカーン!バキューン!うっ…撃たれた…この傷を癒す為には…なぬっ!魚金の洋風おでん店が新店オープンとなっ!この傷ついた戦士を想うその心意気確かに受け取った。

 

という茶番を演じつつ魚金の本丸、新橋にニューオープンしたばかりのこちら『ボン•ポテ』さんへ間髪入れずにしゃもじります。いつも通り予約は20時45分と分刻みだ。一刻の遅れもならん。

 

店内は結構ながーい構造で手前が厨房とカウンターになっていて奥にテーブル席が見えます。2階にも席があります。トイレは2階だ。間違えて降り際にずっこけ落ちることがないよう注意したい。しゃもじ隊はもちろん厨房大好き中坊な中2病なのでカウンターを陣取ります。となんと目の前には巨大な洋風おでんの鍋がぁっ!!入りたい!この熱々の洋風おでんの中に入りたい!そしてそこに浮いているキャベツで体を洗ってウインナーを頭に乗せて肩まで浸かってハービバノンノ♩なひと時を満喫したい!

 

と一瞬自分でも謎な衝動に駆られたが、それくらいデカイ。アリーナ席ナイス。いやぁ今日は寒かったからねぇ。こういう湯気の立ち昇る料理を見たりすると無条件で雪の降る道中を歩いているさなかフト見つけた屋台ラーメンの灯りを思い出すこのノスタルジージャパン万歳。

 

まずはスパークリングとビールで乾杯!今週も乙カレー的な感じで。注文はもちろん洋風おでんだ。正しくは要はポトフということだ。他にも

•ツマミのピクルス

•魚金定番のカルパッチョ

•ハマグリとアサリの白ワイン蒸し

•ジャガイモのアンチョビソースみたいなの

•ナポリタン

と食べたいものを網羅。

 

ピクルスは何気にかなり美味。プチトマトのピクルスって新鮮。美味い。お次はもちろんカルパッチョ。サーモンやタコの5種盛り。今回もタコがまた美味しいこと。やはり刺身もいいけどこのカルパッチョの盛合せにココロ震えるしゃもじ隊。これを食べつつワインをグイッとやるこの幸せ。しみるわぁ…

 

お次はハマグリとアサリの白ワイン蒸し。この遠近法無視のランデブーがなかなか美味。当然ワインに合うこと間違いなし。

 

さぁきたポトフさん。鍋からひとつひとつ小鍋に取り分けてもらいじっくりと目の前でグツグツされていたわけだが、アレがウチのポトフに違いないとポトフが煮えたぎるほどの熱視線を送っていたら別のテーブルへ…クワッ!さてはあの横の小鍋か!むはっ!ちっ…違うのか!というイザコザを繰り返し、もはや視線に熱も何もなくなった頃の到着に母を訪ねて三千里。

 

鍋はコンパクトだが牛とソーセージとキャベツとなどがギッシリ詰まっております。色々と追加トッピング?もできるらしいがひとまずそのままで。ソーセージが好みの感じで良い。まぁ正直言って超絶激ウマなポトフに人生の転機到来!!みたいなことはポトフとかそういう料理にはないわけで、外は寒いしほっこりしていていいよね、というそんなゆとり世代ど真ん中的な向き合い方でよろしかったでしょうか。

 

ほんわかしてきた所でまとめよう。

 

まだ開店間もないものの、接客も元気あってよく気づくし、外が寒いと入口近辺は結構な温かい食事演出効果満載な寒さだったりするが、すかさずブランケットありますよ!と声をかけてくれるなど小気味がよいです。魚金はとにかく安定感があるので、どこへいっても落ち着いて頼んで楽しめるあたりは往年の千代の富士の試合運びを彷彿とさせます。

 

そんな中でも魚とポトフという異色の組合せで切り盛りしていこうというあまりオールシーズンでない発想は嫌いじゃない。最近はアイドルも芸人もとんがってないと生き残れない時代なのだ。次は魚とお好み焼きとか魚とたい焼きとか様々なチャレンジを期待しつつ、ともかくワイン飲んで美味しいもの食べてお財布には優しくてというこの空間がめっぽう好きなしゃもじ隊を再確認の夜。

 

ごちそうさまでしたー

 

 

 

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